和製サンバなのか。

いつも野菜を買っている直売所の前にいたらこんな風景に出会いました。
なかなか見ることのできない武将の踊りらしく
太鼓と鐘の音が秋の空の下に響いておりました。

この「華やかや色使い」と「男子」の組み合わせはミスマッチと思いきや
渋い歌声やスピード感のある踊りに集まった人からは拍手喝采。
まだまだこの町は知らないことが多い。
ちょっと和製サンバみたいにも見えるけど（笑）。

小粒が光る。

ここ、最近必ず観ているドラマがあります。
NHKで放送されている「行列48時間」。
私の気になる國村隼氏が主演。
（やっぱり、彼はかっこいい、というか渋いね）
リストラされた男が妻と娘に頼まれて
某デパートの人気福袋を買うために
行列に並ぶ……という話。
と言ってもそれだけじゃつまらないので
そこには沢山の伏線がはられているのだけど。
久しぶりに面白くて次の週が楽しみなのだ。
イケメンが出なくても波乱万丈の人生じゃなくても
こんな楽しいドラマはあるのだから、ぜひ観ていただきたい、です。

今週末の予定は阿部サダオ主演の「なくもんか」。
ハムカツなんか出てくる映画（らしい）。
脚本：宮藤官九郎なのでたぶん楽しくて
鼻のあたりがつーんとする映画だと思う。
最近の私の気になる傾向は
地味で小粒なものがなんだか気になる。

苦手な映画。

急に寒くなって慌てて冬仕度を始めたり、
久しぶりに休日のお昼にお弁当を買ったり
久しぶりに苦手な映画を観たり、
久々ついでにブログアップです。

苦手な映画と……浮かぶのが…………、
子供や動物が主人公・ディズニー＆宮崎駿作品・西部劇・
メンタル面をやられるくらいのサイコ映画
（ある1作品を観て気分が悪くなっちゃって、それ以来ちょっとね）。
最近じゃ、アメリカ映画や韓国映画もほとんど観ない。
最後に誰かが病気とかで死んじゃたりとかされるのもかなり苦手。
それに家族の再生だったり、悲恋なんてブレンドされちゃったら
絶対に観ない……ハズだったんだけど……。
最近観た「私の中のあなた」は今年観た映画の中で一番よかった。
こんなに初めから最後まで止まらない涙と鼻水には正直困ったけど
それにこれまた苦手な女優キャメロン・ディアスにまで
いい女優だなぁーーーーと思ってしまうし、どうしたんだ、私。
アメリカ映画にありがちな最後の語りは個人的にはいらないなと
思いつつ、それでも内容も映像も音楽もとてもよい映画だった。

今日のお昼はお気に入り「たくちゃん弁当」。
体育会系のボリュームとメニューがいいのです。もう夕ごはんはいらないね。
チキン南蛮を食べながら窓から見える空は青くて高くて冬らしい。
この夏、庭中に咲いた百合の花が種になっていくシルエットも冬らしい。
色の少なくなった庭に数日前からやってくるじょうびたきの声も冬らしい。
今年もこのぼちぼちペースのまま、
あっという間に2ヶ月は暮れていきそうです。

今週末は東京から叔母が遊びに来ます。

リンゴとイチロー。

涼しくなってきたせいか
活字を読む気分になってきたので
またせっせと図書館通いをしています。

最近読んだ本で面白いな～と思ったのは
佐々木丸美「水に描かれた館」。
なんとも不思議な気分になる本です。
大島弓子の漫画を読んでいる時に
味わう気分に似ているよーな。
ちょっとつかみどころがない感じが
もう1冊読んでみたいと思わせるのよね。
それと同時に読み始めたのがこの写真の本。
装丁を見ただけでもいい本の匂いがする。
感想を一言でいうと………
「ぜひ、一度この人のつくったリンゴを食べてみたい」
となるのだけど、何度か読むことになりそうな本なので
読んでる途中だけど早速、先ほどネットで購入。

“奇跡”なんてキラキラした言葉を使うと
ちょっとふんわり軽い印象に感じるけれど
それは粘り強い努力の先にあるみたい。
そんなことを考えていたら、お昼のニュース。
イチローのメジャー新記録が生まれたようですね。
ここにも奇跡が。いえいえ、努力の途中経過が。
すばらしいです。

■最近観た映画。
まとめて10本くらい観たけれど
あまりいい映画がなくて
よかったのは1本だけ。
「ぐるりのこと。」

今朝から通勤途中に彼岸花が
道沿いにちらほら見えるようになりました。
一気に秋の風景となりました。

空を見上げて。

見るまでは興味のなかった皆既日食。
曇った空に見え隠れする三日月のカタチや
沈んだ色の青空はちょっとした異空間となって
不思議とテンションが上がる。
周囲もみんな外に出て雲の隙間から見える度に
まるで打ち上げ花火をみたような歓声が上がり
ちょっとしたお祭り気分だった。
日本中、空を見上げているせいなのか
この30分くらいは全く電話がならなかったよ。

「The Reader」。

このタイトルのほうがずっといいと思うのだけど
邦題を付けられるとビジネスとはいえ
なんか甘ったるくてやぼったくなる映画のタイトル。

先日、「愛を読むひと」を観てきました。
この邦題からすると恋愛映画の要素しか伝わらないので
観る前はちょっとなぁと思っておりましたが
恋愛映画と観るもよし、人間ドラマと観るもよし、という映画で
なかなかしみる映画でした。
個人的に残念だと思うのはラストシーン、父と娘のシーンは
会話も含め、無いほうがよかったのではないかなぁと……。
カチッと収まり過ぎのような気がねぇー、するのだよ。

とはいえ、監督はあの「リトルダンサー」と同じS・ダルトリー。
この監督は心のひだひだを映像にするのがとても上手だなぁ。
不覚にも久しぶりに映画館で数回涙をこぼしてしまったよ。

2時間ちょっとの時間が気にならず、エンドロールまで観た映画は
久しぶりだったのでこの1本オススメしておきたい。

“いくり”という桃を知っていますか？
この実をつけると見事に真っ赤な色がついた飲み物ができます。
今年初めて梅とこのいくりでお酒をつくってみました。
予定では梅雨明けくらいにおいしく出来上がるはず。

すっかり大人。

日曜日に半日だけ脱走してきたのは
ひさびさの黒ちゃんではないか。
すっかり大きくなっちゃって。
覚えてくれているのはうれしいが
うちの畑を荒らすのはやめなさい。

この休みはwowowで放送されていたドラマ「パンドラ」を観た。
ガンの特効薬をめぐっての人間ドラマである。
三上博史の怪優っぷりもよかったがストーリー自体も
かなり面白くて８時間“一気観”してしまった。
本日もまた寝不足である。
個人的にこのドラマにも出ている医学部長役の國村隼が
最近気になる人である。とにかく渋い。

チビ助シリーズ（カマキリ編）。

特にシリーズ化する予定はないのだけど
ガーベラの先に揺れるチビカマキリがあんまりにも
かわいかったので迷惑も承知で接近しましたの。
夏が近づいてくるとあちこちでいろんなチビ助を見つけます。

サボリニッキ。

このＧＷも人の多い所に行く予定はなかったのだけど、
天気が悪くで潜りに行けなかったので
急遽、気の向くままに車で出掛けてしまったら
帰りの車の後部座席には洋服だとか靴が……。
こういうのを衝動買いっていうのよねぇ（笑）。
時にはいいかと思い、後半はいつものＤＶＤ三昧。

１.百万円と苦虫女
２.純喫茶 磯辺
３.闇の子供たち
４.実録　連合赤軍
５.たみおの幸せ
６.歩いても、歩いても

ほのぼのとした内容を中心にまとまった休みに観るには
なかなかいいセレクト（邦画ばっかりだけど）だと思いながら
さすがに「実録　連合赤軍」の３時間は長かった。
１～３の映画は内容も面白かったけれど映画音楽もよかったなぁ。
今回、もう１本観たかった「ジェリーフィッシュ」は（これだけ洋画）
近々レンタル予定としておこう。
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コンカイハ　ミタエイガノ　キロクトシテ。

昼休みの娯楽。

最近、本を読むのはもっぱらお昼である。
食事をした後に桜の木の下なんかは最高でかなり集中度が増す。

この１週間くらい同時に読みはじめたのが
タナダユキ「ロマンスドール」と青木新門「納棺夫日記」である。
どちらも話題の人であり、本であるがこれがどちらも面白い。
で、意外に共通点があったりする。
どちらも死というものが関わっている。
それに主人公が社会から蔑まれた職業をしながらも
プロであるということ。
そして白衣を着て仕事をしているということ。

「ロマンスドール」のほうは妻の腹上死という冒頭から
ダッチワイフづくりというかなりエキセントリックな職業の
僕の話であるし、「納棺夫日記」もなんだかイメージする
納棺夫とは随分違った人物像でその職業に出会うまでの人生も
その後の人生もなんだかずっしりとしてどんどん読み進んでしまう。

「ロマンスドール」は今日読み終わり、「納棺夫日記」はまだ途中。
「納棺夫日記」の今日読んだ部分に
「心がかわれば行動もかわる」という一文がある。
わかっているんだけどそれがむずかしいんだよな〜と散る桜を見ながら思う。